ゴルフ初心者は何から始めるべき?何から練習したらいいの?100切りへの最短ルートを解説!
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「100切り」はゴルフ初心者にとって最初の目標です。
とは言え、ゴルフ初心者はその目標の為に「自分が何から始めるべきなのか?何から練習したらいいのか分からない…。」と悩むことも多いと思います。
実際、私もゴルフを始めた時は周りにゴルフ仲間もおらず毎日のようにレッスン本やDVDなどを見て1人黙々と練習に励んでいました。
結果的には、猛練習と同じコースに通い続けるという少しずるい方法で半年過ぎたあたりで100切りを達成することが出来ました。しかし、今思い返すと決して効率的な練習だったとは言えませんし、むしろ反省すべき点や後悔した事の方が多かったと思います。
そこで今回は、自身の失敗談も含めながら『ゴルフ初心者が何から始めるべきか、何から練習するべきなのか』というテーマで解説していこうと思います。
実は、私自身100切りを達成した時に大きく反省し、後悔していることがあるので、これからゴルフを始める初心者の方が当時の私と同じ思いをせずに、100切りへの最短ルートを駆け抜けることができるように有益な情報をギュッとまとめてシェアしていきますね!
もしあなたが今、我流でやって100切りを1年以上できていないなら、客観的な意見を取り入れるために、コーチにアドバイスをもらいましょう!
今、100切りのゴルファーになりたいアナタは、本気でゴルフを上達させたいと考えているはずです。だったら、まずはライザップゴルフのプロコーチにオンラインでスイング診断をしてもらってアドバイスをもらってください!
初心者は何から始めるべきか?その答えは「正しいグリップ・アドレス」を徹底的に体に覚え込ませること!
今はYoutubeを筆頭にゴルフレッスンに関する多くの情報が溢れかえっています。「〇〇理論、○○打法、シャロースイング、手首の掌屈etc…」あれこれ手を出すとスイング迷子になる可能性が非常に高いので要注意ですw
しかし、ゴルフに限らずすべてのスポーツにおいて最も大切なのは「基本」です。特にスイングの再現性が重視されるゴルフにおいて「グリップとアドレス」は本当に重要な基礎ポイントです!
グリップとアドレスはスイングのスタート地点です。正しいスタートの準備ができていないと、いくら色々なスイング理論を取り入れたところで思うような効果は期待できません。
メジャー4勝を誇るB・ケプカ選手も「グリップとアドレス」の基本を大切にしており、試合のスタート前には「グリップ・アドレス・方向性」の3点だけを入念にチェックするそうです。(300万円を超えるトラックマンは1度使った切りで、今は全く使っていないそうです…。)
何が言いたいかと言うと『グリップ・アドレスといった基本的な事を、毎日、毎スイング確実に行えていることが重要』ということです。
実際私も、独学でゴルフを始めたばかりに自分でも気づかないうちに間違ったグリップとアドレスになっていました。そのせいか球がつかまりにくく、スライスで悩むことが多かったのです。その不調を抜け出したのもグリップとアドレスを見直したのがきっかけでした。
ゴルフにおける大抵の不調はグリップとアドレスを見直すことで治ります。しつこいようですが、グリップとアドレスはそれだけ重要な基礎ということです。
正しいグリップの握り方
それでは正しいグリップとアドレスの作り方を解説していきます。参考にするのはマスターズ覇者の「松山英樹選手」です。まずは画像をご覧ください。
グリップの基本を簡単に説明すると『左手はややストロング、右手はスクエアかややストロング』に握るのがベストです。ひと昔前は、左手をスクエアかウィークに握ることが推奨されていましたが、大型ヘッドが主流の現代では不向きです。
また、上の画像を見ても分かる通りグリップした際に自分から見て左手のナックルが2~3個見えるくらいストロング気味にグリップするのがポイントです。右手は左手の親指を包み込むように握って、画像のように赤線が右付近を指すようにグリップしましょう。
そして最後にもう一つ、グリップは左股関節の前で作るようにしましょう。そうすることで、アドレスした時点でハンドファーストになりやすいだけでなく、自然と右肩下がりのアドレスになるのでインパクト時のダフリやトップといったミスを防ぐことができます。
正しいアドレスの作り方
次にアドレスです。アドレスは姿勢全体の形になるので、ここを正しい方向に変化させるとかなりいい結果が期待できます。
今回は正しいアドレスの作り方の中でも、特に大事なポイントを解説していきます。
まずは前方から見た時のチェックポイントです。
上の画像の通り、小文字の「y」になるような位置関係を意識しましょう。先ほどのグリップの作り方でも解説した通り、グリップを左股関節の前で作りヘッドを体の中心にセットすると画像のような理想的なアドレスになります。
また、ダウンスイングではアドレスした際の右手首に角度をキープする意識でスイングするとキャスティングやすくい打ちを防ぐことができます。
次は後方視点からのチェックポイントです。
ここで意識すべき点は、画像の赤線のように「脇、膝、母指球」の3点が一直線上に並ぶようにアドレスするということです。そうすることで理想的な前傾角度が作りやすく、手元に広いふところができやすくなります。
何から練習するべき?その答えは「ビジネスゾーン」にあり!
「ビジネスゾーン」という言葉をご存じですか?ビジネスゾーンとは下の画像のように腰から腰の振り幅の事を意味します。
なぜここがビジネスゾーンと呼ばれるかというと、ビジネスゾーンにおいて正しいスイングが出来るかどうかがプロゴルファーにとって稼げるか?稼げないか?が決まってくると言われているからです。
それくらい、ビジネスゾーン内で正しいスイングモーションができることは重要な事なんです。まさにゴルフスイングの肝ですね。
私もそうだったのですが、ゴルフ初心者は練習場で毎回フルスイングでボールを打ってしまいがちです。そして自分でも気が付かないうちにオーバースイングになり、体全体もどんどん力んで様々なミスや悪い動きがクセとなって染みついてしまいます。
私自身もこのような練習を続けてしまったせいで、オーバースイング・トップでのシャフトクロス・ピボット・キャスティングなど多くの悪いクセが身に付いてしまい、それを治すのにかなり苦労しました…。
しかし、私は「ビジネスゾーン」の振り幅でのショット練習を繰り返すことで、それらの悪いクセを克服することが出来ました。
とは言え、この練習は非常に地味なうえに「思いっきり打ちたい!飛ばしたい!」という衝動をグッとこらえながら練習しなければならないのが難点です(^^;
ですがそれ以上に大きなメリットがあるので、ゴルフ初心者の方には是非おすすめしたい練習方法です。それでは私が実践した練習方法を紹介します。
- グリップ、アドレスを確実にできているか毎スイングチェックする※超重要!
- 腰から切り上げるイメージで捻転を開始して、ヘッドはマットを擦りながら遅れるイメージでバックスイングする
- クラブが上がりきる少し前に腰を切り返す
- アドレス時に出来た右手首の角度キープしたままインサイドインのイメージでボールを捕まえながらインパクト
慣れないうちはボールが右に飛び出すことがあると思いますがそれでOKです。徐々にタイミングを掴んでいけばボールを少しずつ捕まえながら打つことができるようになってきます。
最終的には20~30ヤードの距離でドロー気味のボールを打てるようになったら完璧です。
更に上達してきたら、少し高い球を打ってみたり、低いボールを打ってみたりアレンジを加えていくことで更にスイングのレベルが上がると思います。大切なのはゆったりとしたリズムでボールにやさしくインパクトするイメージを持ちながらスイングすることです。
この練習を徹底することでスイング中の無駄な力みがなくなり、自然とフルショットのスイングが安定するようになってきます。
フルショットはあくまでビジネスゾーンの振り幅の延長です。
地味な練習を根気強く続けられる人ほど上達のスピードが速くなります。
私が100切りを達成した時に後悔したこと
ここでは、記事の冒頭でも触れた『私が100切りを達成した時に後悔したこと』についてお話しようと思います。
100切りは初心者の最初の目標なので、私も100切りを達成した時はもちろんうれしい気持ちでいっぱいでした。しかし100切りを達成した以降、私のスコアは完全に伸び悩んでしまいます。
その原因は「我流の練習」によって間違ったスイングが体に染みついてしまっていたからです。
ゴルフを始めた当初、私は「運動には自信があるし、我流の練習でも綺麗なスイングを身に付けるのは簡単」と思っていました。しかし、それは完全に思い違いだったことを思い知ります…。初めて自分のスイングを撮影して見た時のショックは忘れませんww
映像に映っていた私は絵にかいたような典型的なダメスイングそのものでしたw
インサイドに引きすぎるテークバック、オーバースイングでシャフトクロスしたトップ、リバースピボットになった切り返し、インパクト時のキャスティング、フォローでは左肘が引けまくってチキンウィング…。
自分が忌み嫌っていたダメポイントがこれでもかというほどに詰まったスイングをしていました…。正直、自分ではそれなりに綺麗なスイングをしていると思っていたので相当なショックを受けた記憶があります。
それもこれも全ては長年の我流の練習が原因です。
90切り、80切りを目指していくには我流の練習ではかなり無理があるし、とても効率的とは言えません。がむしゃらに練習すれば不可能ではないかもしれませんが、何より私は「かっこわるいスイング」であることが何より嫌でしたし、かっこわるいスイングのまま90切り80切りを達成することに何のメリットも感じませんでした。
これは皆さんも一緒だと思います。どうせなら皆から憧れられるような綺麗でかっこいいスイングでゴルフしたいですよね。
以上の反省を踏まえて、私はそれ以降現在に至るまで我流の練習は一切やっていません。ゴルフ初心者の方に当時の私と同じ思いをしてほしくないので声を大にして伝えたいと思います。我流・独学の練習を続けるのは絶対にやめましょう!
ゴルフ初心者のスイング作りはスタート地点の「ズレ」に要注意!
ゴルフ初心者が我流の練習を続けることの危うさ、効率の悪さを私は身をもって経験しています。そして、我流の練習で染みついた悪いクセを治すのには相当な時間と労力がかかります。
感覚的には180度違う動きを1から覚え直すようなイメージです。私は100切りを割と早い段階で達成することが出来ましたが、我流の練習をしてしまったことでスコアは伸び悩み、スイングを1から作り直すことになってしまいました。
少し話が逸れますが、ここでパターに関する話を一つしたいと思います。
パターは打ち出しの角度が「1度」ズレただけで、3メートル先のカップに入らないと言われています。
インパクトの瞬間にたった1度の小さなズレが生じるだけで、3m先ではカップにかすりもしないような「大きなズレ」になってしまうんです。
つまり何が言いたいかというと、ゴルフ初心者のスイング作りも同じで、私のように我流でスタートしてしまうと後で取り返しがつかないような「大きなズレ」が生じてしまう危険性があるということです。
この「大きなズレ」が生じないようにするにはスイング作りのスタート地点がとても重要です。ではどうすれば正しいスタートを切ることができるのか?
それには結局のところレッスンを受けるのが一番効率的です。もちろん、レッスンなら何でもいいというわけではありません。
「豊富な知識を持ったトレーナーと、1対1で、1~2か月データに基づいた根拠のあるレッスン」を受けるのが一番理想的です。その為のベストな環境が揃っているのが「ライザップゴルフ」です。
「ライザップ=高い」というイメージを持つ方も多いとは思いますが、トレーナーの質の高さ・練習環境・練習メソッドのクオリティは他の一般的なゴルフレッスンとは一線を画しています。
ライザップゴルフでは、専属トレーナーにスイングデータを分析してもらいながら確実にスイングを変えることができます。
レッスン時間以外にもスイングの課題点や向かうべき方向性についてコミュニケーションすることができますし、それぞれの問題点解決に向けた練習ドリルの提案もその都度受けることができます。
とは言え、いきなりレッスンを受けるのもなかなか勇気が必要ですし、なかなか一歩が踏み出せない方もいると思います。
そういった方はまず、「スイング診断」を受けるところからスタートしてみましょう。
ライザップの「スイング診断」では実際のレッスン環境でスイングデータを測定して現時点での問題点をあぶり出し、これから取り組むべき課題や方向性をトレーナーと一緒に確認することができます。
正直なところ、「スイング診断」を受けるだけでも「スイング作りのスタート地点のズレ」が生じる可能性はグッと低くなります。
もちろん、その後もトレーナーとスイング作りを継続することで何倍も効率的に上達することができるのは言うまでもありません。トッププロが専属のトレーナーと契約するのは、そうすることが試合で勝つために最も合理的だと分かっているからです。
限られた現役生活の中で結果を残していくためには自分1人だけでなく、他者の力も合わせながら練習するのが最も効率的です。
我々アマチュアゴルファーはプロに比べてゴルフにかけられる時間も体力もありません。その点を考えると、アマチュアこそきちんと専属のトレーナーによるチェックを受けながら練習に取り組むべきだと思います。
特に「何から始めたらいいか分からない、何から練習したらいいか分からない。」というゴルフ初心者の方こそ、そうするべきです。まずは「スイング診断」を受けて正しいスタートを切りましょう!