ゴルフ|極太グリップをドライバーに使うメリットは?B・デジャンボーの愛用品もチェック!
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あなたは『極太グリップ』を使ったことがありますが?
極太グリップと聞くと、パターグリップの「スーパーストローク」をイメージされる方が多いと思います。
ですが、ここ数年、ゴルフの科学者の異名を持つ「B・デジャンボー選手」の活躍により、ドライバーやアイアンに使用する『極太グリップ』が注目を集めています。
科学的根拠に基づいた独自の理論で結果を出し続けているB・デジャンボー選手が選ぶ道具には、ゴルフ関係者のだれもが注目しています。
そこで今回の記事は、B・デジャンボー選手が愛用する「極太グリップ」について深堀りしていこうと思います!
極太グリップをドライバーに使用するメリット
まずは、極太グリップにすることでどのようなメリットがあるのか解説していきます。
グリッププレッシャーが軽減される
個人的には、これが極太グリップを使う一番のメリットだと思っています。
『グリッププレッシャーの強さと緊張は、ゴルフにおけるどのような技術的な事よりもゴルフスイングに大きな影響を与える』という名言があるほど、グリッププレッシャーはゴルフスイングにおいて重要なポイントです。
極太グリップは通常のグリップに比べて表面積が大きくなるので、自然と手とグリップの一体感が生まれやすく、アドレスやスイング中の過剰なグリッププレッシャーを軽減してくれます。
スイング中の力みが抜けずに悩んでいる人は、思い切って極太グリップを試してみましょう。グリップしたときのフィット感、安心感はなんとも言えないものがあります♪
余計ななフェースローテーションがなくなり、引っかけのミスが抑えられる
極太グリップを使用すると、スイング中の過剰なフェースターンが抑えられます。
なので、フック系のボールや引っかけで悩んでいる方は、極太グリップを使用することでそういったミスを予防する効果もあります。
私も一時期フックや引っかけに悩んでいました(^^; フック系のミスはOBになりやすいですし、メンタル的にもダメージが大きいです。
太いグリップは握っただけでも、引っかけのイメージが湧きにくくなるので、かなりおすすめです。
カウンターバランス効果が期待できる
極太グリップを使うことで、手元側の重量が増えて自然とカウンターバランスになります。
カウンターバランスには、ヘッドスピードアップ、スイング中の抵抗感の減少・振り心地の向上など様々な効果があります。
極太グリップに替えるだけで、グリッププレッシャーも軽減されてカウンターバランス効果まで期待できる。まさに一石二鳥ですね♪
もちろん、カウンターバランス効果の感じやすさには個人差がありますが、「しっかりクラブを振り抜けない」という方は試す価値は十分にあると思います。
ケガ・故障の防止
極太グリップにはケガ・故障の防止効果もあります。手首や親指、腰に痛みを抱えるゴルファーは非常に多いです。あの丸山茂樹プロも左手親指の痛みが原因で第一線を退くことになりました。
そんな方には、極太グリップがおすすめかもしれません。極太グリップを使うとグリッププレッシャーが軽減されます。グリッププレッシャーが軽減されることで、肩や腰、膝といった全身にも効果が波及し、自然と体全体がリラックスしてスイングできるようになります。
身体の過剰な力みはケガ・故障の一番の原因です。
「どうしても力んでスイングしてしまう…」「最近、ゴルフをした後に痛い場所が増えてきた。」という方は、一度極太グリップをお試しください♪
極太グリップと言えば、ゴルフの科学者「B・デジャンボー」
ワンレングスアイアン、サイドサドル、試合中のコンパス使用…などなど、なにかと話題の絶えないB・デジャンボー選手も、極太グリップを愛用しています。
そんなB・デジャンボー選手が愛用している極太グリップはドミナントゴルフの「Jumbo Max ULTRALITE(XLサイズ)」です。
「Jumbo Max ULTRALITE」の特徴は、極太グリップなのに軽量であるという点です。一般的にグリップを太くすると、カウンターバランス効果で、ヘッドの重みを感じづらくなることがありますが、「Jumbo Max ULTRALITE」は軽量設計なので極太グリップでありながらヘッドの重みを感じやすくなっています。
極太グリップの良さを生かしつつ、スイング中のフィーリングも損なわれない良いとこ取りの極太グリップです。
また、このグリップはテーパー形状(先細り)設計なので、フェースもスクエアに戻りやすい為、持ち球がフェード系の方も使いやすいようになっています。気になる方は一度お試しあれ!
極太グリップには『向き・不向き』がある
ここでは、極太グリップがどんな人に向いていて、逆にどんな人には向いていないのか?という点について解説していきます。
向いている人~左が怖いハードヒッター~
極太グリップが向いている人はズバリ『左が怖いハードヒッター』の方です。
一般的に飛距離の出るハードヒッターの方は、左へのミスが多い傾向にあります。で
すが、極太グリップを使用することでインパクトゾーンでの過剰なフェースターンが軽減されるので、左へのミスを怖がることなく思いっきり振っていけるようになります。
B・デジャンボー選手も極太グリップを使っているからこそ、毎ホールドラコンプロのようなフルスイングでドライバーを振っていけるのだと思います。ハードヒッターにとっては、まさに鬼に金棒的なアイテムかもしれません。
向いていない人~スライサーや手が小さい人~
反対に極太グリップが向いていない人は『スライサーや手が小さい人』になります。
皆さん分かっているとは思いますが、フェードとスライスは軌道は似ていても全く別ものです。ドライバーのスライスに悩んでいる方が極太グリップを使うと、余計にスライスの曲がり幅が大きくなってしまう可能性が高いです。
なので、『スライスに悩んでいる』という方には、あまり極太グリップはおすすめできません。
手が小さい人に関しても、極太グリップを使用することで手とグリップの一体感が損なわれてしまうので、あまりおすすめできません。
極太グリップはアイアンにもおすすめ!
B・デジャンボー選手はドライバーだけでなく、アイアンにも極太グリップを使用しています。
無駄なフェースローテーションを抑えられること、方向性が出しやすいというメリットを考えると、実はアイアンこそ極太グリップがピッタリなんじゃないかと思います。
私は手が小さいタイプなので、極太グリップではないものの、一般的なサイズより大きな口径のグリップをアイアンに使用しています。
実際に使用している感想としては、グリップしたときのフィット感が良く、アドレスの際も力むことなくリラックスできますし、オートマチックに打っていける感覚があります。また、個人的には握った時に少し軟らかく感じるくらいのグリップが好みです。
もともと、フェースローテーションが大きくなりやすいタイプで、プレシャーのかかる大事な場面でボールが曲がってしまうことが悩みでしたが、大き目のグリップに替えてからは方向性も安定しパーオン率もかなり改善されるようになりました。
グリップはゴルフの基本
ゴルフの基本はアドレスとグリップです。ゴルフには、様々なスイング理論や高性能な道具がたくさんありますが、乱れたスイングを正しい方向に修正するには「アドレス・グリップ」といった基本を見直すのが一番効果的です。
それだけスイングに及ぼす影響が大きいということですね。だからこそ、今回紹介した『極太グリップ』もグリップを差し替えるだけで、スイングに大きな変化をもたらすことができるわけです。
ですが、もしあなたがスイングに関する悩みを持っているなら、色々なスイング理論や今回紹介した極太グリップなどに手を出す前に、もう一度スイングの基礎を見直すことをおすすめします。
今は、Youtubeのレッスン動画をはじめとして、スイングに関する様々な情報がネット上に溢れかえっています。我々アマチュアゴルファーは、ついついそういった情報に手を出しがちで自分でも気づかないうちにスイング迷子になっている可能性があります。
正しいスイングが身に付かないうちに、クラブフィッティングを受けたり色々なスイング理論を試したとしても、それは付け焼刃的なものであまり意味がありません。
それは独学・我流の練習も同じで、あなたの貴重なお金と時間を浪費するだけです。
正しいスイングを身に付けるには、ゴルフスイングに関する豊富な知識を持った専属トレーナーや、スイング解析機器が充実した環境で練習するのが一番効率的です。ひと昔前の、レッスンプロによる感覚的な指導は時代遅れで、現代はスイング解析機器を使用した「科学的データに基づくレッスン」が主流となっています。
もし、あなたが本気で自分のスイングを変えたいと思っているなら、そういった環境に身を置いて練習することをおすすめします。
現状、コーチにアドバイスをもらわずに、我流でやっているあなたのスコアはどのくらいですか??
まずは、スコアアップ・スイング力を鍛えるための初めの一歩として「スイング診断」を受けてみましょう。現時点でのスイングの問題点をプロ目線でチェックしてもらうだけでも大きな発見があります。