フェアウェイウッドの打ち方|女性ゴルファーの強い味方を使いこなしてスコアアップ!
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フェアウェイウッドは、体力的に飛距離が出にくく、高い球を打つことが難しい女性ゴルファーにとって強い味方です。
最近は、女子プロでも5番アイアンを抜いて、ユーティリティやフェアウェイウッドを多用するセッティングを採用するプロが多くなっています。選手によっては6番アイアンを抜いている女子プロ選手もいるほどです。
一方で、フェアウェイウッドを苦手としているアマチュアゴルファーが多いのも事実です。
そこで今回の記事では、アマチュアの女性ゴルファーがフェアウェイウッドを使いこなす為のコツや練習方法を解説していこうと思います。
フェアウェイウッドを使いこなせるようになれば、多少距離のあるセカンドショットもどんどんパーオンできるようになり、スコアアップ間違いなしです!
ちなみに、フェアウェイウッドの打ち方が全くわからない状態なのであれば、まずはプロコーチにオンラインでスイング診断をしてもらってアドバイスをもらうのも一つの手段です。
フェアウェイウッドが女性ゴルファーにもたらすメリット!打ち方で変わるゴルフ人生
最初にも言った通り、フェアウェイウッドは男性比べて非力な女性ゴルファーにとって強い味方になります。では具体的にどういったメリットがあるのか?その点についていくつか解説していきます。
アイアンに比べて楽に高い球を打つことができる
女性のアマチュアゴルファーが、5番アイアン6番アイアンを使って、グリーンでビタッ!と止まるような高い球を打つのは非常に難しいと思います。また、最近のアイアンはストロングロフトのモデルが多いので、ミドルアイアンだとしてもロフトは昔のロングアイアンに近いものもあります。
しかし、フェアウェイウッドを上手に使いこなすことができれば、アイアンより楽に高い球を打つことが可能です。
高い球を打つことができれば、グリーンでもボールが止まりやすくなるので、スコアアップにも貢献してくれます。
また、フェアウェイウッドはクラブがボールを上げてくれるので「ナイスショットしなければ…」「グリーンでしっかり止まる球を打たないとアプローチが大変…」といった余計なプレッシャーを感じることなくショットに集中することができます。
ラフからのショットが打ちやすくなる
ラフからのアイアンショットでグリーン狙うには、それなりにパワーが必要ですし、女性ゴルファーにとっては非常に難しいショットになります。
しかし、そういったシチュエーションであってもフェアウェイウッドやユーティリティであれば、ボール手前の芝を寝かせながらボールにインパクトすることができるので、芝の抵抗感も少なく、アイアンに比べてショットの難易度がグッと下がります。
スコアアップには、ラフからのショットでいかにグリーンを捉えていくかということが鍵になってきます。
なかなか100切りが出来ない女性アマチュアの方も、ラフからのパーオン率が上がれば100切りを達成できる確率がグッと上がります。
フェアウェイウッドの打ち方
それではここからは、フェアウェイウッドを打つ時のポイントについていくつか解説していこうと思います。フェアウェイウッドが苦手な女性ゴルファーの方は、ぜひ参考にしてみてください♪
ボールの位置はセンターから1個分左に置く
まずは基本の「ボール位置」からチェックしていきます。
フェアフェイウッドのボール位置は、センターからボール1個分左に置くようにしましょう。ドライバーやフェアウェイウッドなどの長いクラブは、自然に構えると頭の位置がボールより左に来るのが普通です。
なので、ボールをセンターから1個左に置くことでスムーズにスイングしやすくなりますし、ダフリやトップといったミスの予防にもなります。
意外と、ボール位置をアイアンと同じセンターに置く人が多いようなので、もう一度自分のボール位置を見直してみましょう。
ソールを滑らせる意識でインパクトする
よく「フェアウェイウッドは払う打つイメージ打て」なんていわれますが、もともとフェアウェイウッドはスイング軌道がフラットになりやすいので、あまりにも払い打つ意識が強すぎると引っかけやフックといったミスにつながりやすくなります。
なので、あくまでスイングはナチュラルに、インパクト前後でソールが芝の上を滑るようなイメージで打つようにしましょう。
そうすると、自然にシャローな入射角でインパクトできるようになり、飛距離・球の高さ共に理想的なボールが打ちやすくなります。
背骨を軸にクルッと回るイメージでスイングする
フェアウェイウッドを難しいと感じる一番の理由は「クラブの長さ」です。
やはり、アマチュアにとって長いクラブは難しく「上手く打ちたい!」という気持ちから様々なミスを引き起こしやすくなります。
その為、長いクラブはしっかりと軸をキープしながらスイングすることが重要です。
具体的には、背骨を軸にするイメージで、その軸を中心に体の右半分と左半分がクルッと入れ替わるようにスイングするようにしましょう。
軸をキープしてスイングすることで多くのミスは防ぐことができます。初めはぎこちない感じがすると思いますが、その中でわずかな重心移動を感じることができるようになれば、スイングのレベルがグッと上がります♪
無理にボールを上げようとしない~クラブがボールを上げてくれるという意識を持つ~
フェアウェイウッドで一番多いミスが、ボールを上げようとして煽り打ちになってしまうことです。
逆にミスを恐れてボールに当てる意識が強すぎると、頭が前に突っ込みやすくなります。
こういったミスを防ぐには「クラブがボールを上げてくれる」という意識を持ってスイングすることが大切です。
そうすることで、スイング中の体の余計な動きが抑えられるだけでなく、「高い球を打たないと」という余計なプレッシャーもなくなって、スイングに集中することができます。
フェアウェイウッドの練習方法
ここでは、フェアウェイウッドを上手く打てるようになるためのおすすめの練習方法を紹介します。
低いティーアップで練習する
練習場でフェアウェイウッドを練習する時は、低いティーアップで練習するようにしましょう。
マットの上から打っていると、ダフっていることに気付きにくいだけでなく、どんどん力んできてあまり質の高い練習にはなりません。
低いティーアップで練習することで、クラブがボールに対して上からインパクトしているのか下からインパクトしているのかが分かりやすくなります。また、ダフる可能性も低いので力んでしまうような心配もありません。
まずは、この練習方法で一定の高さと飛距離の球を安定して打てるようになりましょう。そうすることで自然と軸の安定したスムーズなスイングが身に付くはずです。
ちなみにこの練習方法は、アイアンでも有効なので、ミドルアイアンが苦手な方も是非試してみてください。
アプローチの振り幅でクリーンなインパクトを繰り返す
フェアウェイウッドが苦手な方は、フルショットで練習する前に、アプローチの振り幅でクリーンなインパクトを繰り返しできるようになりましょう。
ハーフショットではなくアプローチの振り幅です。
これが意外と難しいですよね(^^; スイング軸をキープしながら、しっかりとクリーンなインパクトで50ヤード程度の距離を繰り返し打ってみましょう。
それができるようになれば、ハーフショット・フルショットというように徐々に振り幅を大きくしていきましょう。
初心者・中上級者問わず、スイングの基礎を見直すことが大切
今回の記事では、女性のアマチュアゴルファーに向けて『フェアウェイウッドの打ち方』というテーマで練習方法や意識するポイントを解説しました。
ここでは最後に『スイングの基礎』を見直すことの重要性を皆さんにお伝えしたいと思います。私もこれまで、スライス、フック、シャンクなど様々なミスに悩まされ、そのたびに色々なスイング理論を試したりもしました。
もちろん、それぞれに効果はありましたが、一番効果的だったのが「アドレス・グリップ」といったスイングの基礎中の基礎を見直したことです。
当たり前ですが、「正しい準備」なしに綺麗なスイングは有り得ません。スイングのスタートともいえる、アドレス・グリップを間違ってしまえば正しいスイングをすることはできませんよね。
ですが、この「スイングの基礎を見直す」という作業を1人で行うのは意外と難しいんです。
特にアマチュアゴルファー場合は、自己流・我流で練習を続けている場合が多いので、「スイングの基礎」そのものを間違って覚えてしまっている場合があります。
そうなると、自分の間違いに気付くことが出来ずに、あれこれ色んなスイング理論を試している内に長い長い不調のトンネルに入ってしまうパターンが多いんですよね。
そうならない為にも、ゴルフスイングに関する正しい知識を持った専属のコーチによる指導を受ける必要があります。
何もプロのように長い期間指導してもらうのではなく、1~3ヶ月といった一定期間、徹底してスイングの基礎が身に付くまで練習すれば十分です。
一度正しいスイングの基礎が身に付けば、調子を崩したとしても、基礎を見直すことでスイングをリセットすることができます。少しでもスイングに悩み・不安があるのなら、一度プロによる「スイング診断」を受けてみましょう!
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